睡眠欲

人間の勤勉意欲を濁らせ、怠け癖を増長させる、五欲の一つ。

 睡眠欲求は生きている以上備わっている基本的欲求の一つである。

 睡眠欲という煩悩について仏教的な解釈を申すと、正しい睡眠習慣でないと、上記の通り、生活習慣が乱れ、覚醒度が下がり、集中力も下がり、意欲も低下、怠惰、堕落する、ということなので、戒(シーラ:仏教徒が守るべき生活習慣)の対象である。

 言うまでもなく、質の良い睡眠・良い生活習慣は高いパフォーマンスの土台なのである。

 

 そういう意味で、拙僧は生活習慣が悪く、肥満である。よってイビキが大きい時があるらしく、横を向いて寝るなどイビキ対策そしている。お酒を飲んで寝た日は特にイビキが酷いらしい。新婚当初の我が愛妻は「無呼吸症候群ではないか」と心配して、優しく起こしてくれたものである。

 今や、結婚十年以上が過ぎ、幼い娘を挟んで親子川の字で寝ている。拙僧のイビキがうるさいときは、子どものおもちゃであるマジックハンドで子ども越しにガツンと起こしてくれる。コレがなかなか痛い。それでも妻は眠気が勝って腹立たしいのか、無言である。悪いのは私なので、「あゴメン」と言うようにしているが、それでも無反応である。