恩楽寺門徒および地域向け

お寺葬説明会&ミニ法話会

6月30日(土)午後4時から恩楽寺本堂にて


寺院さま向け

お寺葬講習会

ご検討される方は、お気軽にお問い合わせください


全ては南無阿弥陀仏をお伝えするため

 当恩楽寺では、2014年からお寺を会場に葬儀を執行する「お寺葬」の取り組みを始めた。

 

「葬儀会館と比べ、遺族との距離がとても近くなり、法話も聞いてもらいやすく安価である」のが当寺のお寺葬である。始めたきっかけは、仏法を押し売ることに貪欲で傲慢な私には、従来の葬儀社主導の儀式では「南無阿弥陀仏のお葬式」に物足りないようになったからである。

 

 自分でプロデュースした方がご遺族とも距離がとても近くなるし、ご法話も聞いてもらいやすい。そして、「お寺で」法事やお葬式をしたということが深い思い出・強い印象になることを知った。

広がるご縁、つながる絆

 お寺葬では、臨終時に「必ず一番最初にお寺へ連絡」してもらうことから、お寺へご遺体を搬送してから枕経、打合せ、湯灌、納棺、出棺、火葬まで全てのプロセスに寺族が関わり、主に寄り添い傾聴し、時には機に応じて仏法を話すこともある。本堂での通夜法要後は座敷にお斎会場を設置し食事を共にしたり、布団を用意することもある。

 

 また他にも、遺影の準備や食事の手配、移動手段の手配など、喪主以外の親族に任せ何かの役割を与えることをも重要。喪主の負担軽減だけでなく、遺族の儀式に対する参加意識の向上も期待できる。すると儀式や法話への共感が高まり、仏教やお寺に関心を持ってもらえ、お寺葬の後、行事に参加する人が増えた。葬儀段取りや手配の方法の相談などを通して、遺族と接して共に考える時間が生まれ、そのご縁はかけがえのない絆になった。

 

  本堂を会場に、既存の施設と野卓などを使用し、寺族も様々な手伝いをするため、遺族にとっては葬儀費用が比較的安価になるのがメリットであるが、葬儀社の協力も大切であり、もうけが出るよう配慮して良好な関係を築くことも大切である。とある葬儀社と葬儀の在り方の議論になったこともあったが、何のための儀式なのか、お互いが再確認でき、今では欠かせないパートナーとなった。

葬儀会館の代替え品に陥ってはならない

 ただ単に、葬儀会館の代わりをコストパフォーマンスに優れて勤めるのだけでは、お寺葬の意味がない。「南無阿弥陀仏のお葬式」を執行することが最大の目的である。葬儀を通して、「自分は真宗門徒だ」という当事者意識を開発する場にならないといけない。そのためには機に応じた法話がもっとも有効である。

 

 そのために、質問がでるか意見を求められるまでガマンし傾聴するようにした。

 説法押し売りたい私であるが、傾聴より生まれる機に応じた法話がもっとも効果高く感じるので、沈黙は最大30秒ガマンすると勝手に決めている。相手が考えて深めて発言してくれるのを信じて待つ。そこから来る質問は、だいたい本当に聞きたいことや、言いたいこと、前から興味があることが多い。アテが外れて脱線した全然関係ない発言・質問されてしまったら、さらっと受け流して考えて欲しいことについて質問してもいいし、その脱線を受け入れてもいい。

 

  宗教、信仰、念仏、死、浄土、キーワードを入れるだけで広がる遺族からの傾聴は、そのまま亡き人への想いに直結し、自然に葬儀に意義を見つけ出してくれる。積み重ねた座談・傾聴トレーニングが本当に生きた。

仲間と供に仏教を

 これまで自坊の門徒と地域対象に何度かお寺葬説明会を開いたが、他にもFacebookで呼びかけた僧侶を対象に開催し、その様子は中外日報新聞や南御堂新聞、大阪教区通信などにも報じられた。また第2組青年会、第20組仏教講座にて寺族向けの講習をする機会もいただいた。

 

 Facebookで呼びかけると、全国各地の寺院から問合せと資料請求があり、とてもうれしかった。

 

 実は最初は自坊だけの活動にして、他寺院にはナイショにしようと思っていた。しかし、閉塞しつつある寺院の運営状況、何より切迫した人類の問題は、全て仏教の問題である。現代の効率、合理主義、個人主義、ファースト主義というのはつまり『煩悩主義』である。この大きな闇に立ち向かい光明をもたらすには、信心こそが要であると、たった一人に何ができるのか。

 

 自坊だけが盛り上がっていくことは不可能で、当寺のご門徒や他寺院、宗門、仏教界全体が元気にならないと共倒れになる。共に学ぶ仲間が最も大切だと信じて精進する日々である。だからこそお寺葬で信心の回復を願い、できるだけ多くに情報の公開をすると決めた。当寺にはこれまで培ったお寺葬の経験と資料などを提供、説明する用意があるので、ご検討される方は気軽に【お問い合わせ】までご連絡ください。

 

 当寺での取り組み方を全てマネしていただきたいわけではなく、条件的にできない場合もあり、寺院内の人間関係や地域のシキタリ・強い葬儀社など、様々に反発して歪みや混乱を生じさせてまで取り組むべき方策ではない。熱心に取り組んでもマイナスになる可能性は十分にある。特に地元の強い葬儀社とは慎重に歩み合わせるべきである。

これまでの歩み

新聞各社の取材や、取り組みの経緯について。

ダウンロード
お寺葬パンフレットのダウンロード
oteraso.pdf
PDFファイル 8.2 MB

お見積もり

これまであったお寺葬のお見積もり書の代表的なものを閲覧できます。

また大阪市規格葬儀をご紹介します。