「宝山にうまれながら、宝財をしらず、宝財をみず」正法眼蔵
仏壇仏事は負の遺産だと思うのですが?
いいえ、祖先懸命の伝承です。
非経済的で面倒で無駄に感じるので、やめてもいいですか?
いいえ、それは宝物を捨てるようなことです。
有益性が乏しいと感じるのですが?
いいえ、その価値観は立場と都合で変わります。
私の考え方は正しいと思いますが?
いいえ、無自覚に偏った見方をしています。
今で十分満足しているつもりですが?
いいえ、無限に貪り続け苦悩する業にいます。
では、どこに真の満足がありますか?
はい、心の世界で達成できます。
その世界はどんなところですか?
はい、無限の可能性に目覚めるところです。
どうすればその宝を得られますか?
はい、仏より学ぶ他ありません。
どうすれば仏に教わることができますか?
はい、祖先が守ってきたお寺や仏壇の前で始まります。
遠い昔より、祖先が受け継ぎ守ったその宝財、
捨てますか?
継ぎますか?
仏壇と仏事のある人生とない人生、
どっちが本当に豊かですか?
「宝山にうまれながら、宝財をしらず、宝財をみず」正法眼蔵
作文:釈大信
Sa-ko m.m (木曜日, 09 9月 2021 21:25)
たくさんの法話をありがとうございます
仏教の教えを聞くようになって 心の均等が保てるようになりました はっきりと気がつくことが多くなってきたからです
この正法眼蔵の言葉は人生の旅路のなかで誰もがやってしまう過ちだと思います
人は生きていくうちに自我も育ってしまい 与えられた命の原点を忘れてしまい自分で集めたり作ったりした荷物で一杯になり重くて背負いきれなくなってしまいます
生まれた時のいただいた命の宝財は軽くて 明るいものなのにそれを「いらない」 と言います
とても愚かな生き方をしていると思いました 残念に思います 南無阿弥陀仏��