凡夫

象形文字です。「風を受ける」の象形から、風を受ける帆の意味を

表したが、それが転じて、風は色々な方向から吹く事から、「すべて

を意味する「凡」という漢字が成り立ちました。

 

 

指事文字です。「成人を表す象形にのかんざしを表す「一」を付けて、

成人の男子、おっと」を意味する「夫」という漢字が成り立ちました。

仏壇仏事は負の遺産だと思うのですが?

いいえ、祖先懸命の伝承です。

 

非経済的で面倒で無駄に感じるので、やめてもいいですか?

いいえ、それは宝物を捨てるようなことです。

 

有益性が乏しいと感じるのですが? 

いいえ、その価値観は立場と都合で変わります。

 

私の考え方は正しいと思いますが?

いいえ、無自覚に偏った見方をしています。

 

今で十分満足しているつもりですが?

いいえ、無限に貪り続け苦悩する業にいます。

 

では、どこに真の満足がありますか?

はい、心の世界で達成できます。

 

その世界はどんなところですか?

はい、無限の可能性に目覚めるところです。

 

どうすればその宝を得られますか?

はい、仏より学ぶ他ありません。

 

どうすれば仏に教わることができますか?

はい、祖先が守ってきたお寺や仏壇の前で始まります。

 

遠い昔より、祖先が受け継ぎ守ったその宝財、

捨てますか?

継ぎますか?

 

仏壇と仏事のある人生とない人生、

どっちが本当に豊かですか?

 

「宝山にうまれながら、宝財をしらず、宝財をみず」正法眼蔵

 

作文:釈大信


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